仕事のモチベーションが全く湧かない！すぐに解決したい方へ対処法をご紹介

「仕事のモチベーションが全くない」と悩んでいる方に、すぐに実践できる対処法やおすすめの相談先を20代、30代、役職者向けにご紹介します。

仕事にモチベーションは必要でしょうか？

率直に言えば、仕事へのモチベーションがなくても仕事をすることは可能ですが、モチベーション高く仕事に取り組めればそれに越したことはありません。なぜなら、仕事のモチベーションが上がることで、仕事上での成果ややりがい、さらには日々の生活に対する満足度が大きく変わってくるからです。さまざまなお客様を支援する中で、モチベーション高く働くようになったことで笑顔が増えたり、自信を持って毎日を過ごせるようになった方を多く見てきました。

朝早くから夜遅くまで、人間関係の問題や仕事上でのミスなど、ストレスフルな状況で働くのは本当に疲れますよね。そのような中でモチベーションを失い悩んでいる方も多いでしょう。しかし、モチベーションを高く持つだけで、圧倒的に楽しく働けるようになります。 「以前はモチベーションがあったのに、今はなくなってしまった」とお悩みの方は、ぜひ以下の解説を読んで実践してみてください。

仕事へのモチベーションがなく悩んでいる人は多くいます。 

これまでキャリア相談を通じて、「仕事のやりがいを感じられなくなってしまった」「モチベーションがなく仕事が苦痛だ」という声をたくさん聞いてきました。インターネットを通じて他の人の状況が簡単にわかるようになり、人と比較してますますモチベーションが下がったり、キャリアの選択肢が増えて他の仕事に目移りするようになってしまうこともありますよね。これらの原因で悩んでいる人の多くは、自分のモチベーションの源泉を理解していないことに起因しているのです。

自分がどのような状況でモチベーションが上がるのかを理解していないため、周囲からの影響を受けやすくなり、自分の選択に迷いが生じてしまいます。しかし、モチベーションがないまま惰性的に仕事に取り組むのは一刻も早くやめるべきです。モチベーションがないままでは、成果が上がらないのは当然で、成果が上がらないからますますやる気がなくなるという負のループに陥ってしまいます。働き方改革が進み、終身雇用制度が崩壊しつつある現代の日本において、この負のループに陥ってしまうのは致命的です。

転職が当たり前になっている現在、人材の流動性が高まっており、企業側はより優秀な人材を獲得しやすくなっています。その一方で、成果を出せない社員は見限られるため、その会社で働き続けることが難しくなるでしょう。とはいえ、一度なくなったモチベーションをすぐに最大まで上げることは簡単ではありません。そこで、まずは自己分析をすることをおすすめします。自己分析を行い、過去の経験を整理し、自分のモチベーションの源泉を見極めることで、少しでも自分のモチベーションを高める働き方をする工夫ができます。

仕事のモチベーションが全く湧かない理由

仕事のモチベーションが下がってしまう理由は、人それぞれです。今回は、(独)労働政策研究・研修機構の「従業員の意識と人材マネジメントの課題に関する調査（従業員調査）」や私自身の経験をもとに、その中でも多くの人が悩んでいる理由について解説していきます。 自分のモチベーションを改善するためには、まず現在の状態を客観的に分析することが重要です。以下の理由の中から自分がどの状態に一番近いのかを考え、自分自身を見つめ直してみましょう。仕事のモチベーションが全くない理由として多いのは以下の8つです。

賃金が低いから

最も多くの人がモチベーションが低下する理由として挙げているのが、賃金の低さです。 最近は少しずつ年収アップのニュースも増えてきましたが、まだまだ厳しいのが現状です。さらに、物価の高騰や保険料の負担増加などで、自由に使えるお金が増えないのが現状です。一生懸命働いても賃金が低いため、「こんなに頑張ってもこれだけしかもらえないのか」と感じ、モチベーションが下がってしまうのでしょう。毎日一生懸命頑張っても、賃金が低ければ元々あったモチベーションもなくなってしまいますよね。実は年収は個人の努力以上に、業界や会社など職業選択の時点で決まってしまいます。もし現職の年収に不満があるなら、転職をおすすめします。

評価の納得性が確保されていないから

 2つ目の理由は、会社内での評価の納得性が確保されていないことです。これは、現職での自分に対する評価に納得感が薄く、モチベーションがなくなってしまう場合で、30代以上の同期の中で出世具合に差が出てきた場合によく見られる現象です。主に、会社内での評価が属人化していて不透明であること、自己評価と周りからの評価に大きな乖離があることの2つの理由から起こります。前者に関しては上司や会社の体質に関する問題であるため、自分の力だけで何とかするのは難しいでしょう。まずは、同僚や先輩社員に相談してみることをおすすめします。会社全体としてそのような体質があるのであれば、きちんとした評価制度が整っている会社に転職することも一つの手です。

後者の場合、以下の点について自分の行動を振り返ってみましょう。

評価する相手はあくまで人間です。定量的な評価だけでなく、人間性やその頑張りが見えているかなど総合的に評価されるのがビジネスの世界です。そして、定性面における評価はどうしても不透明になりやすいということを把握しておくべきです。しかし、それでも評価に納得がいかずモチベーションが削がれてしまう場合は、営業など個人評価が行われやすい業界に転職するのが良いでしょう。

目標がないから 

仕事によっては目標が立てにくい職種や業務もあるかと思いますが、目標がないと自分がその業務を何のために行っているのか目的を見失ってしまい、モチベーションも湧いてきません。もし今の仕事に目標がなかったり、適切でない場合は上司に相談してみましょう。自分のありたい姿を見極め、きちんとした目標を立てることで普段の仕事に張り合いが生まれるはずです。その上で、さらにその目標を細分化し、自分が1つ1つの目標を達成している姿を想像しやすくすると良いでしょう。目標を達成するまでの課題の難易度が下がるため、モチベーションが上がりやすくなります。

小さい目標を立てて、それを達成するという成功体験を積むことで、自己成長を実感しやすくなります。そうすることで、さらなるモチベーションアップにもつながるでしょう。とはいえ、自分がありたい姿を見極めて目標を立てることは難しいですよね。自分一人で悩んでいても時間が過ぎるだけで、結局答えが出なかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、キャリアコーチングサービスに相談することです。キャリアの知見が豊富なプロのキャリアコーチが、あなたの中にある漠然としたありたい姿を言語化するためのお手伝いをしてくれます。

人間関係で悩んでいるから 

仕事は一人で行うのではなく、チームで動くことがほとんどです。そのチーム内で人間関係がうまくいっていない場合、どうしてもモチベーションが下がってしまいますよね。「何をするか」ではなく「誰とするか」に仕事のモチベーションが大きく左右されることは事実です。ただ、その時に注意しなければいけないのは、モチベーションの低下を周りの人間関係のせいにするあまり、自分の姿を顧みていないことです。自分のモチベーションアップのために、小さな目標を立てることや自分の将来像を具体的にイメージすることなど、自分ができることはすべて行ったのか、一度振り返ってみましょう。人間関係においても自分の態度の改善など、できることはあるはずです。

仕事における裁量権が少ないから 

これも30代以上でマネジメントをするようになる年代に多い現象です。自分がある程度の経験を積んでいるのにも関わらず、できる仕事が限られることでモチベーションが削がれてしまいます。人材の流動化が進んできているとはいえ、まだまだ日系企業では年功序列でポストが空かないことが原因で昇進できない場合も少なくありません。しかし、裁量権が大きいことはメリットばかりではありません。その分責任も大きくなり、自分の意思決定が多くの人に影響するため感じるストレスも大きくなります。

裁量権が大きくなりモチベーションが上がった一方で、その分ストレスで仕事を続けられなくなっては元も子もありません。自分がどのくらいの裁量権を持ちたいのか、それによって本当にモチベーションが上がるのかをしっかり見極めることが重要です。

周りとの差を感じているから

「思っていた会社や仕事ではなかった･･･」「熱量の差を感じる」というような入社後のギャップによってもモチベーションが下がる場合があります。特に新卒で入社した人や20代前半の人によく起こります。新しい環境に身を置いているからこそ、ギャップがあるのは当たり前です。人間だからこそ、一人ひとり習熟度や熱量に差が出てくることもあるでしょう。そのような時は「自分はなぜこの会社に入ったのか」について改めて見直してみましょう。その会社に入社したからには、なぜその会社に決めたのか必ず理由があるはずです。 初心に帰って自分を見直してみると、忘れていたモチベーションを思い出すことができるかもしれません。

仕事に慣れてきて惰性化してしまっているから

これは30代以降で、自分の仕事に慣れてきた人によく起こります。一通り自分の仕事ができるようになったことで、仕事に対するワクワク感がなくなり、モチベーションが削がれてしまうのでしょう。人間誰しも同じようなことをずっと続けていると、特に意識せずに仕事をこなすようになり、やる気も出ません。今の自分が惰性的に仕事をしていると感じた時には、上司や先輩に相談し、新しい業務に取り組んでみましょう。そうすることで、仕事全体に対するモチベーションが高まり、元の業務に対してもモチベーション高く取り組めるようになるはずです。

昇進に対する展望が少ないから

最後は、出世をあまり望まないためにモチベーションがなくなっているケースです。これは20代から30代の若い人に多い傾向にあります。仕事量が増える、責任を負いたくない、年功序列の社風により若いうちから昇進することが望めないといった理由から、昇進を望まない人が多いようです。昇進や昇格をしたくないというのは、その人個人の価値観や意見であり、何も問題はありません。ただ、そのまま惰性的に仕事を続けているだけではモチベーションアップは見込めないでしょう。そのため、短期的でも目標を定めて仕事に取り組むことをおすすめします。

高い目標だけが目標ではありません。「今の仕事を明日までに終わらせる」といった小さなものでもいいのです。どんなに小さな目標でも、目標として持つだけでモチベーションが全く変わってくるはずです。

モチベーションを高める方法6選

ここまで、モチベーションが下がってしまう理由について見てきました。ここからは、具体的にどのようにしたらモチベーションを高められるのかについて解説していきます。今すぐに実践できるものも多くあります。ぜひこの記事を読み終わったら、試してみてください。

適切な目標を設定する

仕事において、目標がないと頑張れませんし、モチベーションも湧いてきません。どうしても行き詰まってしまった場合は、今一度目標を設定し直すのも良いかもしれません。頑張る際には、簡単すぎず、難しすぎない、ストレッチゾーンという多少頑張りが必要なものが適切です。簡単すぎるコンフォートゾーンはモチベーションを必要とせずに達成できてしまいますし、逆にパニックゾーンは難しすぎて心身にストレスがかかりすぎてしまいます。

いま自分が追っている目標がストレッチゾーンのものであり、適切に設定されているかを確認しましょう。

思い切ってゆっくり休む

もし、明日重要な業務や締め切りの業務がなかったり、調整できるのであれば思い切って休みを取りましょう。1日仕事のことを考えず、思い切ってリフレッシュするのはとても大切です。仕事のモチベーションが全くない中、無理に仕事を続けるよりも、思い切って休んでリフレッシュした方が効率良く仕事に取り組むことができます。1日休みをとって、自然のある場所に行ってリラックスしたり、趣味に没頭してみるのがおすすめです。もし1日休みをとったら、事前に上司やチーム、お客様に連絡して、その日1日は社用携帯やPCを見ないようにしましょう。会社以外の友人と会ってみてもいいかもしれません。毎日会っていないからこそ、新たな刺激を受けられます。

上司に相談をする

あなたの日々の仕事ぶりを最も理解しているのは上司です。上司に相談することで、業務内容を変更したり、チームを変えるなど、モチベーションを保つための解決策を提案してもらえる可能性があります。繰り返しますが、人間は誰しもモチベーションにムラがあります。 あなたの上司も20代や新卒の頃に、「仕事のモチベーションが全くない」「モチベーションに波がある」といった状態に苦労しながらも昇進してきたはずです。思い切って上司に「仕事のモチベーションが全くない」と相談し、上司自身がどうやって乗り越えたかを聞いてみましょう。もし今の業務がマンネリ化してモチベーションが下がっているのなら、上司に相談することで新たな業務を割り振ってもらえることもあるかもしれません。

自己分析をする

一見関係ないように思えますが、モチベーションを上げるために自己分析をすることはとても有効です。モチベーションが下がっている状態だと、どうしても物事を主観的に捉えてしまいがちですが、自己分析で自分自身を客観的に見つめ直すことで、モチベーション低下の原因が分かり、それに合わせた対策を講じることができるようになります。自己分析をする際のポイントは以下の6つの項目です。アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグが人のモチベーションの要因について論文を発表しています。ハーズバーグは「ハーズバーグの二要因理論」の中で、職務満足につながる要因を「動機付け要因」、不満足につながる要因を「衛生要因」としました。

上記は一部ですが、モチベーションが自分の内的要因から湧いてくるのに対し、モチベーションの低下は外的要因が原因で起こりうることがわかります。つまり、自己分析をして自分の外的要因・内的要因を洗い出し、自分のモチベーションの源泉を考えることで、モチベーションを簡単に上げやすくなると言えるでしょう。自己分析を行う際に何よりも重要なのは、客観的な視点を取り入れることです。自分一人で自己分析をしていると、考えが堂々巡りになってしまい、結果として何も変わらないまま終わってしまいます。

転職をする

「モチベーションを上げるために自分でできることは全てやり切った」「そもそもの会社の体制がモチベーションを下げる原因になっている」という人は、転職することをおすすめします。人間は機械ではないので、仕事に対するモチベーションのムラはあって当然です。「仕事のモチベーションがない自分」に対して自己嫌悪になる必要は全くありません。しかし、モチベーション高く働いた方が生産性が高くなり、自己満足度も高まることは事実です。自分に適した職に就くことができれば、自分の能力を活かし、成果を上げやすい環境で働くことができるので、モチベーションアップにつながります。

ただし、転職をする際には、なぜ自分のモチベーションが上がらなかったのか、それをどのような企業で働くことで解消できるのかをきちんと考え、軸を定めて臨みましょう。この軸がないと、また同じような企業に入社してしまい、同じような失敗を繰り返してしまう可能性があります。

仕事のモチベーションがないまま仕事を続けるとどうなるか

仕事のモチベーションが全くないまま仕事を続けると、以下の懸念があります。

仕事が苦痛になる

仕事にモチベーションを感じず、仕事が苦痛になると毎日の通勤がしんどくなります。さらに、仕事が苦痛な状態が続くと精神的なストレスが原因で体調に不調をきたす場合があります。1日の大半を仕事が占めているのに、毎日が苦痛になるというデメリットしかありません。仕事にモチベーションが全くないと、以下の負のループに陥る可能性があります。

一度負のループに陥ってしまうと、抜け出すのはとても苦労します。一度心身を崩してしまうと、やりがいを持って働ける状態に戻るのは簡単ではありません。

もしすでに上記のループに当てはまっているという人は、自分を客観的な視点から見つめ直し、どこに自分の課題があるのか考えてみましょう。心身の健康はすべての基本です。メンタルヘルス不調にならないためにも、仕事とやりたいことが紐づいている状態が理想です。

社内ニートになる

最悪の場合、社内ニートになり、仕事を任せてもらえない可能性があります。仕事にモチベーションが全くない状態を放置すると、生産性も上がらず、成果も出ません。そうなると、あなた自身の評価にも影響してきます。繰り返しますが、モチベーションが全くない状態になったり、波があるのは当たり前です。ただ、ビジネスパーソンはそれを自覚し、できる限りコントロールし、解決しようとする姿勢が大切です。もし、仕事に対するモチベーションが全くない状態が続くと、社内ニートになり居心地も悪くなってしまうかもしれません。

市場価値が下がる

仕事へのモチベーションがないまま仕事を続けると、最終的に市場価値が下がることにつながります。市場価値を高めるということは、自分の「希少価値」を高めることです。需要が大きい市場で他の人にはできないスキル・専門性を高めることが、市場価値を高めることにつながります。しかし、モチベーションがないまま仕事を続けると、主体的に仕事に取り組めず、成果を出しにくくなります。当然、業界内や会社内でも競争に勝ち、優位性を確立することが難しくなります。そのため、結果として市場価値が下がることにつながるのです。

仕事のモチベーションが全くない、と悩むあなたへ

「仕事のモチベーションが全くない自分が嫌になる」という人も多いでしょう。仕事のモチベーションが全くないまま仕事を続けるのは、かなりしんどいですよね。この記事を最後まで読んでくださっているあなたは、「モチベーションが全くない自分が嫌だ」「モチベーションをどうにかして上げたい」と悩み、実際に調べている勉強熱心な人なのではないでしょうか。記事の冒頭でも書いたように、モチベーションが全くないという状態は悪いわけではありません。人間なので、モチベーションが全くない時もあるし、波があるのは当たり前です。ただ、それを気持ちではなく仕組みや環境でコントロールしたり、解決しようとする姿勢がとても大切です。

仕事のモチベーションが全くない人によくある質問

仕事のモチベーションが全くない20代や新卒におすすめの解決策は何ですか？ 

「仕事にモチベーションが全くない」と悩む20代・新卒には、キャリアコーチングサービスがおすすめです。キャリアコーチングとは、キャリアについて悩みや課題を抱えている相談者に対して、キャリアコーチが1対1でキャリア形成に関するコーチングを行うサービスです。キャリアコーチングはキャリアや仕事全般の悩み相談に乗ってくれるので、最もおすすめです。

例えば、「仕事のモチベーションが全くない」という相談に対して、なぜそういう事態に陥っているのか、どうやったら解決できるかを個別に解決策を考えてくれます。人間の脳には思考の癖（白黒はっきりつけたい思考、ネガティブに物事を捉えてしまう思考など）が存在するため、「仕事のモチベーションが全くない」と悩む人は、思考の癖が発動している可能性があります。そういった思考の癖に自分自身で気づくことは難しいですが、キャリアコーチングを通じて、コーチが客観的なアドバイスをしてくれ、私自身で癖を自覚することができます。思考の癖は悪いもの・矯正するべきものではありません。むしろ、思考の癖をうまくコントロールすることで、想像以上の力を発揮する場合があります。思考の癖をうまくコントロールすることで、モチベーションが上がったり、高い状態を維持することができるのです。

仕事のモチベーションが全くない30代におすすめの解決策は何ですか？

20代と同じく、30代にもキャリアコーチングサービスの活用をおすすめします。30代はキャリアの分岐点であり、この時期に頑張れば40代、50代も生き生きと働くことができます。逆に、30代で仕事に全力を注げない人は、40代になってからスキルや経験が重視される転職市場で転職できず、苦労してしまうことがあります。大袈裟な言い方かもしれませんが、30代でどれだけ頑張ったかで今後のビジネスパーソンとしての人生が決まると言っても過言ではありません。だからこそ、30代で仕事のモチベーションを維持する習慣をつけておくことが重要です。キャリアコーチングに相談することで、将来を見据えた中長期的なキャリアプランのもと、モチベーションを維持・向上させる方法をアドバイスしてもらえます。

仕事のモチベーションが全くないです、これは甘えですか？

たとえ仕事に対するモチベーションややる気が全くない状態でも、それは決して甘えや怠惰ではありません。人間なので、モチベーションが全くない時もあるし、波があるのは当たり前です。ただ、それを気持ちではなく、仕組みや環境など外部要因でコントロールしたり、解決しようとする姿勢がとても大切です。そもそもあなたが仕事にモチベーションを感じられないのは、今の仕事があなたの強みを活かせておらず、向いている仕事に就けていないのかもしれません。「自分の向いている仕事がわからない」「向いている仕事の見つけ方を知りたい」と考える人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

仕事のモチベーションが全くないです、転職しても良いですか？ 

結論から言うと、全然アリです。根本的に仕事が合っていない場合は、どうやってもモチベーションは湧いてきません。一度、今の仕事が自分に向いているかを確認し、本当に向いていない場合は転職をおすすめします。ただ、「とりあえず」転職すると、転職先でミスマッチが起こり、再び仕事にモチベーションが湧かないという状況に陥る可能性があります。「仕事に対してモチベーションが全くない」と悩んだ末、転職を決意する際には以下のポイントを踏まえて検討しましょう。

将来のキャリアを考えずに転職すると、年齢ごとに求められる一定のスキルが定着せず、将来的に転職活動が難しくなるケースもあります。上記の2つについては、自分で決めず、キャリア相談のプロであるキャリアコーチングに一度相談してから意思決定することをおすすめします。今の仕事が向いているのか、仕事に対するモチベーションが上がる余地があるのかなどをキャリアコーチングに相談できます。