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博報堂の平均年収は高い?職種・経歴・年代別の給与実態を解説!
「博報堂の平均年収ってどのくらい?高いの?」
「年収の割にきつい・しんどいって本当?」
博報堂は働き方の考え方によっては良い環境であり、成果主義と定評があります。
- 博報堂の平均年収は約1033万円(2024年7月現在)
- 新卒社員の初任給は30万円から(マイナビ2026より)
この記事では、博報堂のリアルな平均年収から職種・年代・経歴別の違い、役員の年収までを社員の口コミを含めながら徹底解説します。
また、福利厚生や業務量などを理解していただき、就職・転職活動に役立てていただけると幸いです。
他にも、博報堂の平均年収を他社と比較しながら、分析するので参考にしてみてください。
博報堂の会社情報
社名 | 株式会社 博報堂 |
---|---|
本社所在地 | 〒107-6322 東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー |
代表者 | 水島正幸 |
設立 | 1895年(明治28年)10月6日(設立:1924年2月11日) |
資本金 | 358億48百万円 |
HP | https://www.hakuhodo.co.jp/ |
博報堂平均年収は約1033万円
2024年7月のライトハウスよると、博報堂の平均年収は1033万円とされています。
平均月収は72万円
博報堂の平均月収は公開されていません。
しかし、ボーナスを2.5ヶ月分と仮定すると、平均年収から月72万円程度だと確認できます。
実際の平均月収とは違いがある可能性もありますが、月72万円の月収を得ている従業員も少なくないでしょう。
ちなみに、dodaの募集要項を見てみると、プロデューサー・ディレクター・プランナー(出版・広告・販促・印刷)の職種で予定年収 600万円 ~1200万円と記載されています。(2024年7月)
2022年の厚生労働省の調査によると、日本の平均給与(平均年齢47.0歳)は、月収で31.6万円なので、博報堂はかなり高いと分かります。
【年代別】博報堂の平均年収
ライトハウスで博報堂の情報を検索すると、年代別の平均年収が確認できます。
博報堂の年代別の平均年収は、以下の通りです。
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
---|---|---|---|
25~29歳 | 762万円 | 1150万円 | 16人 |
30~34歳 | 972万円 | 1300万円 | 20人 |
35~39歳 | 997万円 | 1700万円 | 15人 |
40~44歳 | 1182万円 | 1500万円 | 14人 |
45~49歳 | 1167万円 | 1600万円 | 6人 |
50~54歳 | 1190万円 | 1600万円 | 7人 |
55~59歳 | 1450万円 | 2000万円 | 7人 |
ただし、ライトハウスのデータは口コミを記入した社員だけの情報なので、実際の数値とは異なる可能性がある点に注意してください。
とはいえ、大まかな目安を確認するのに参考になります。
20代の平均年収
博報堂の20代の平均年収は、762万円程度です。
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
---|---|---|---|
25~29歳 | 762万円 | 1150万円 | 16人 |
2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、25歳〜29歳の平均年収は389万円という結果が出ています。
博報堂の20代は、かなりの高所得だと分かります。
30代の平均年収
30代の前半と後半で平均年収は異なります。
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
---|---|---|---|
30~34歳 | 972万円 | 1300万円 | 20人 |
35~39歳 | 997万円 | 1700万円 | 15人 |
30代で年収1,000万円を超える方も見受けられました。
2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、30代前半の平均年収は425万円、30代後半の平均年収は462万円という結果が出ています。
博報堂の30代も、かなりの高所得だと分かります。
40代の平均年収
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
---|---|---|---|
40~44歳 | 1182万円 | 1500万円 | 14人 |
45~49歳 | 1167万円 | 1600万円 | 6人 |
50代の平均年収
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
---|---|---|---|
50~54歳 | 1190万円 | 1600万円 | 7人 |
55~59歳 | 1450万円 | 2000万円 | 7人 |
【経歴別】博報堂の平均年収
当然ですが、同じ博報堂の社員でも、経歴によって年収が異なります。
参考までに、ここでは新卒採用の年収と中途採用の年収について見ていきましょう。
新卒の初任給・採用
2026年度の新卒採用の募集要項から分かる、年収データは以下の通りです。(マイナビ2026より)
職種 | 初任給 |
---|---|
総合職 | 300,000円 |
厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況によると、令和5年大卒の初任給平均は約24万円、12カ月で288万円とされています。
博報堂の新卒の初任給は、標準より高めだと言えます。
中途の給料・採用
2025年度の中途採用の募集要項から分かる、予定年収は以下の通りです。
募集要項
職種 | 予定年収 |
---|---|
データ・テクノロジー戦略企画・推進(プライバシー領域) | 850万円 〜 1500万円 |
PRディレクター/プラナー:統合領域 | 850万円 〜 1500万円 |
統合メディアプラニングディレクター/統合メディアプラナー | 850万円 〜 1500万円 |
アルムナイ(OB・OG)採用 | 850万円 〜 1500万円 |
博報堂の年収が高い理由
博報堂は日本人の平均年収や競合他社と比べても、高い年収水準となります。
でもなぜここまで年収が高いのでしょうか?
その理由としては、主に以下が挙げられます。
- 「生活者発想」を発想の原点にしている
- 「パートナー主義」をビジネスの原点にしている
それぞれ詳しく解説します。
「生活者発想」を発想の原点にしている
「生活者発想」とは、人を、単に「消費者」として捉えるのではなく、多様化した社会の中で主体性を持って生きる「生活者」として全方位的に捉え、深く洞察することから新しい価値を創造していこうという考え方です。
博報堂は生活者を誰よりも深く知っているからこそ、クライアントと生活者、さらには社会との架け橋をつくれるのだと考ています。
このことから結果に報いているのではないかと考えられます。
「パートナー主義」をビジネスの原点にしている
「パートナー主義」とは、「責任あるパートナーとしてクライアントとともに語りあい、行動し、創造する」ことです。生活者発想という異なる視点を持った上で課題を共有できるからこそ、パートナーになれると考えます。
本当に顧客を大切にしているからこそ、安定した利益を確保できているのでしょう。
博報堂の給与・評価制度
福利厚生
博報堂の福利厚生は以下の通りとなります。
福利厚生 |
・通勤交通費支給(会社規定による) |
・カフェテリアプラン制度あり:30,000円/年相当 ※初年度は入社月に応じて按分 |
・企業型確定拠出年金制度あり:会社掛金39,000円/月 ※満25歳以上 |
・退職金制度あり |
・診療所あり(本社内の内科/歯科/心療内科を原則無料で受診可能) |
・育休・産休制度(取得実績も豊富にあり、取得しやすい環境 ※原則勤続1年以上の従業員が対象) |
残業代・残業時間
ライトハウスに記載してある博報堂の平均年収(正社員)および残業時間(月間)から、2.5ヶ月分の賞与、1日8時間20日間勤務として、時間外手当を25%増しとした1ヶ月分の残業代は以下の通りとなります。
平均年収 | 残業時間(月) | 残業代(月) |
---|---|---|
約1033万円 | 57時間 | 約232,000円 |
博報堂の年収を他社と比較
dodaで同業他社の年収と比較してみましょう。
会社名 | 予定年収 |
---|---|
株式会社バトリクス | 350万円~500万円 |
株式会社グランドビジョン | 350万円~500万円 |
株式会社博報堂DYコーポレートイニシアティブ | 700万円~1,200万円 |
博報堂は同業他社の中でも比較的平均年収が高い企業であり、これらの企業はほんの一部と言えるでしょう。
平均年収は企業の正社員比率や売上によって変わるため、上記の年収は参考程度で考えてください。
博報堂の年収に関する口コミ
ここでは博報堂の年収に対する社員の口コミなどを見ていきましょう。
indeedやTwitterデータでは、主に以下のような声がありました。
- 社員が楽しく話せる雰囲気
- 忙しいがその分成長できる
それぞれの口コミをまとめました。
・公式HPのプレスリリースの作成
・公式HPのニュースリリース作成
・自社HPの運用業務でCMSの使い方を学んだ
・上司のマネジメントはほとんど無いので自分から提案する必要がある
・博報堂作品事例の掲載の連絡業務(博報堂、クライアントの許可が下りないと自社HPに作品掲載できないため)
・HPのリニューアルが日々進んでいくこと
引用:indeed
5年ほど働きましたが、10数年の社会人歴で一番働いたと思います。クライアントからの難題を上司や同僚、社内スタッフと一緒に考えながら何が最適な手法かを考え形にしていく作業はとても大変でしたが、その時の経験が今の職場でも大いに生かせています。大変な仕事ではありましたが社内の方はどなたも優しく協力的で公私ともに仲良くさせていただいております。退職した今でも交流があります。
引用:indeed
博報堂の年収に関するよくある質問
最後に博報堂の年収に関するよくある質問を紹介します。
- 博報堂の手取りは?
- 博報堂のボーナスはどのくらい?
- 博報堂は年収の割にきつい?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
博報堂の手取りは?
博報堂の手取りデータは公開されていませんが、ツールを使うことで大まかな目安は把握できます。
ここでは、博報堂の平均年収である1033万円(想定月収72万円 / ボーナス169万円 / 年齢42才)を、東京都の手取り額で計算します。
すると想定手取りは以下のようになります。
項目 | 年収 | 月収 | ボーナス |
---|---|---|---|
額面収入 | 10,330,000円 | 720,000円 | 1,690,000円 |
手取り額 | 7,620,258円 | 525,535円 | 1,313,838円 |
博報堂の平均年収から考える想定手取りは、762万円程度です。
上記は自分自身の月給とボーナスの額に基づく手取り計算ツールです。一方、結婚して配偶者を扶養している場合、課税所得の控除を受けることができ、結果として手取りが増える可能性があります。
具体的には、扶養している配偶者の年収が約103万円以下の場合は「配偶者控除」、配偶者の年収が約201万円以下の場合は「配偶者特別控除」という仕組みを利用して、所得税や住民税の支払額を少なくすることができます。
博報堂のボーナスはどのくらい?
博報堂のボーナス額は公表されていないうえに、業績によって毎年変わる可能性があります。
一般的に、ボーナスは月給の2ヶ月程度が多いです。
博報堂は年収の割にきつい?
博報堂が年収の割にきついかどうかは、勤務地の環境や個人の価値観によって異なるため、一概に言えません。
しかし、大手企業でコンプライアンスに遵守されているため、働きに合った報酬がもらえると考えるのが妥当でしょう。
博報堂は年収の割にきついかどうかを判断するには、就職・転職活動を通して、実際に働く社員から直接聞くのがおすすめです。
まとめ:博報堂の平均年収は1033万円
博報堂のリアルな平均年収は1033万円です。
この年収額は、博報堂が属する広告業界と比べても高めの年収だと言えます。
有名企業なので、年収水準が高いのは当然でしょう。
会社の採用サイトや転職サイトのdodaを確認すると、中途採用でいきなり年収1,000万円を超えるケースも少なくありません。
当サイトでは、博報堂の他にもさまざまな有名企業の年収データを調査して、公開しています。
気になる方は、別の記事もぜひ確認してみてください。