ファーストリテイリングの平均年収は高い？職種・経歴・年代別の給与実態を解説！

「ファーストリテイリングの平均年収ってどのくらい？高いの？」
「年収の割にきつい・しんどいって本当？」

ファーストリテイリングは「完全実力主義」に基づく評価制度をとっており、仕事の達成目標や実行プロセスを自分で立案できる人にとっては、キャリアも描きやすいでしょう。

この記事では、ファーストリテイリングのリアルな平均年収から職種・年代・経歴別の違い、役員の年収までを社員の口コミを含めながら徹底解説します。
また、福利厚生や業務量などを理解していただき、就職・転職活動に役立てていただけると幸いです。

他にも、ファーストリテイリングの平均年収を他社と比較しながら、分析するので参考にしてみてください。

ファーストリテイリングの会社情報

社名	株式会社 ファーストリテイリング　 FAST RETAILING CO., LTD.
本社所在地	〒754-0894　山口県山口市佐山 10717‐1
代表者	代表取締役会長兼社長　柳井 正
設立	1963年5月1日
資本金	102億7,395万円
発行済株式数	318,220,968株
HP	https://www.fastretailing.com/jp/

ファーストリテイリングの平均年収は約1,148万円

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数
2019年08月期	901万円	38歳4ヶ月	4年7ヶ月
2020年08月期	902万円	37歳10ヶ月	4年3ヶ月
2021年08月期	964万円	37歳8ヶ月	4年6ヶ月
2022年08月期	960万円	38.0歳	4年9ヶ月
2023年08月期	1,148万円	38歳10ヶ月	4年11ヶ月

2023年8月期の有価証券報告書によると、ファーストリテイリングの平均年収は1,148万円とされています。

2023年8月期の従業員の状況としては、以下の通りです。

従業員の状況	数値
従業員数	1,707人[13人] ※[]内は臨時従業員など
平均年齢	38歳10ヶ月
平均勤続年数	4年11ヶ月
平均年間給与	11,476,000円

これらの平均年収には、賞与及び基準外賃金も含まれています。

平均月収は約80万円

ファーストリテイリングの平均月収は公開されていません。

しかし、ボーナスを2.5ヶ月分と仮定すると、平均年収から月80万円程度だと確認できます。

実際の平均月収とは違いがある可能性もありますが、月80万円の月収を得ている従業員も少なくないでしょう。

ちなみに、dodaの募集要項を見てみると、SCM企画・物流企画・需要予測（サプライチェーンマネジメント）の職種で月給は400,000円～（予定年収650万円～1,500万円）と記載されています。（2024年6月）

2022年の厚生労働省の調査によると、日本の平均給与（平均年齢47.0歳）は、月収で31.6万円なので、ファーストリテイリングは高めの給与水準だと分かります。

【職種別】ファーストリテイリングの平均年収

ここでは職種別のファーストリテイリングの平均年収を紹介します。

職種別の平均年収は公表されていませんが、dodaなどの転職サイトの募集を確認するとおおよその目安が把握できます。

• 企画・管理の平均年収
• 技術職（機械・電気）の平均年収
• 技術職（SE・インフラエンジニア・Webエンジニア）の平均年収
• 販売・サービス職の平均年収
• 技術職・専門職（建設・建築・不動産・プラント・工場）の平均年収
• クリエイター・クリエイティブ職の平均年収

それぞれ詳しく見ていきましょう。

企画・管理の平均年収

ファーストリテイリングではさまざまな企画・管理職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
SCM企画・物流企画・需要予測（サプライチェーンマネジメント）	650万円～1,500万円
経理（財務会計）	672万円～784万円
経営企画	784万円～1,576万円
商品企画・サービス企画	672万円～1,314万円
データアナリスト・データサイエンティスト	624万円～784万円
広報	1,026万円～2,062万円
Webマーケティング（ネット広告・販促PRなど）	672万円～1,170万円
事業企画・新規事業開発	720万円～1,314万円
財務	1,170万円～1,854万円
MD	672万円～1,152万円
人事（教育・採用担当）	720万円～1,500万円
貿易・国際業務（輸出入業務・通関など）	672万円～1,152万円

広報職募集については、年収2,000万円を超えるケースがあります。

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

技術職（機械・電気）の平均年収

ファーストリテイリングでは技術職（機械・電気）が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
設備保全	600万円～1,200万円

技術職（機械・電気）募集については、年収1,000万円を超えるケースがあります。

該当する実務経験がある方は、ぜひ内容を確認してみてください。

技術職（SE・インフラエンジニア・Webエンジニア）の平均年収

ファーストリテイリングではさまざまな技術職（SE・インフラエンジニア・Webエンジニア）が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
システムエンジニア（Web・オープン系・パッケージ開発）	624万円～2,062万円
データサイエンティスト・アナリスト	624万円～2,062万円
サーバーエンジニア（設計構築）	624万円～1,494万円
セキュリティエンジニア（脆弱性診断・ネットワークセキュリティ）	720万円～1,296万円
IT戦略・システム企画担当	670万円～2,000万円
システム開発・運用（アプリ担当）	720万円～900万円
データサイエンティスト・エンジニアリング	624万円～1,296万円
Webサービス系エンジニア（フロントエンド・サーバーサイド・フルスタック）	720万円～1,494万円
セキュリティコンサルタント・アナリスト	624万円～1,296万円
ヘルプデスク	680万円～900万円

システムエンジニア（Web・オープン系・パッケージ開発）、データサイエンティスト・アナリスト職募集については、年収2,000万円を超えるケースがあります。

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

販売・サービス職の平均年収

ファーストリテイリングでは販売・サービス職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
店舗開発・FC開発	680万円～1,300万円

販売・サービス職募集については、年収1,000万円を超えるケースがあります。

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

技術職・専門職（建設・建築・不動産・プラント・工場）の平均年収

ファーストリテイリングではさまざまな技術職・専門職（建設・建築・不動産・プラント・工場）が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
プロパティマネジメント（商業施設・その他）	570万円～1,200万円
労働安全衛生（EHS・HSE）	620万円～1,170万円
建築施工管理（店舗内装）	624万円～1,306万円
不動産開発企画	620万円～1,306万円
コンストラクションマネジメント・PM・FM（施主側）	670万円～1,300万円

技術職・専門職（建設・建築・不動産・プラント・工場）募集については、どの職種も年収1,000万円を超えるケースがあります。

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

クリエイター・クリエイティブ職の平均年収

ファーストリテイリングではさまざまなクリエイター・クリエイティブ職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
マークアップエンジニア・コーダー・フロントエンドエンジニア（Web・モバイル）	624万円～1,314万円
編集・記者・ライター	720万円～1,494万円
ファッション（服飾）デザイナー・パタンナー・スタイリスト	363万円～784万円
制作技術（実写・アニメ・音響・カメラ・舞台）	363万円～784万円
デザイナー（グラフィック・その他）	363万円～784万円
Webプロデューサー・Webディレクター・Webプランナー	720万円～1,314万円
UI・UXデザイナー（Web・モバイル）	624万円～1,314万円
プロデューサー・ディレクター・プランナー（出版・広告・販促・印刷）	363万円～784万円

クリエイター・クリエイティブ職募集については、おおよそ半分の職種で年収1,000万円を超えるケースがあります。

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

【年代別】ファーストリテイリングの平均年収

ライトハウスでファーストリテイリングの情報を検索すると、年代別の平均年収が確認できます。

ファーストリテイリングの年代別の平均年収は、以下の通りです。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
25～29歳	500万円	1000万円	24人
30～34歳	633万円	1600万円	26人
35～39歳	798万円	1500万円	19人
40～44歳	627万円	1200万円	11人
45～49歳	800万円	1500万円	8人

ただし、ライトハウスのデータは口コミを記入した社員だけの情報なので、実際の数値とは異なる可能性がある点に注意してください。

とはいえ、大まかな目安を確認するのに参考になります。

20代の平均年収

ファーストリテイリングの20代の平均年収は、500万円程度です。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
25～29歳	500万円	1000万円	24人

2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、25歳〜29歳の平均年収は389万円という結果が出ています。

ファーストリテイリングの20代は、かなりの高所得だと分かります。

30代の平均年収

30代の前半と後半で平均年収は異なります。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
30～34歳	633万円	1600万円	26人
35～39歳	798万円	1500万円	19人

30代で年収1,000万円を超える方も見受けられました。

2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、30代前半の平均年収は425万円、30代後半の平均年収は462万円という結果が出ています。

ファーストリテイリングの30代も、かなりの高所得だと分かります。

40代の平均年収

40代も前半と後半で平均年収は異なります。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
40～44歳	627万円	1200万円	11人
45～49歳	800万円	1500万円	8人

40代でも年収1,000万円を超える方が見受けられました。

2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、40代前半の平均年収は491万円、40代後半の平均年収は521万円という結果が出ています。

ファーストリテイリングの40代も、かなりの高所得だと分かります。

【経歴別】ファーストリテイリングの平均年収

当然ですが、同じファーストリテイリングの社員でも、経歴によって年収が異なります。

参考までに、ここでは新卒採用の年収と中途採用の年収について見ていきましょう。

• 新卒採用
• 中途採用

新卒の初任給・採用

2025年度の新卒採用の募集要項から分かる、年収データは以下の通りです。

職種	初任給
グローバルリーダー候補	300,000円
地域正社員	239,000円

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査（初任給）の概況によると、令和5年大卒の初任給平均は約24万円、12カ月で288万円とされています。

ファーストリテイリングの新卒の初任給は、グローバルリーダー候補の職種の方が標準より高めだと言えます。

中途の給料・採用

2025年度の中途採用の募集要項から分かる、予定年収は以下の通りです。
一部から抜粋しています。

マーケティング・事業経営

職種	予定年収
MD	624万～784万円
デジタルマーケティング プロジェクトマネジャー	720万～1,060万円
カスタマーセンター	720万～1,314万円
プロジェクトマネージャー（EC事業におけるIT企画・推進PMO）チームリーダー候補	720万～1,494万円

中途採用のマーケティング・事業経営職も、年収が1,000万円を超えるケースがあります。

サプライチェーンマネジメント

職種	予定年収
【物流企画・管理】生産物流改革推進リーダー候補	720万～1,152万円
自動倉庫 機電系エンジニア（東京・千葉）	600万～1,200万円
【生産企画・管理】店頭資材調達（ソーシング）リーダー候補	1,026万～1,576万円

中途採用のサプライチェーンマネジメント職も、年収が1,000万円を超えるケースがあります。

デジタル業務改革

職種	予定年収
グローバルサプライチェーン改革 ITプロジェクトリーダー候補	1,314万円～2,243万円
【エンジニア・アーキテクト】システムアーキテクト	1,314万円～
データサイエンス	・データサイエンス580万円～1,086万円 ・データサイエンス（リーダー職）1,104万円～2,010万円
IT戦略・マネジメント・ガバナンス	784万円～1,854万円

デジタル業務改革の職種の中には、年収2,000万円を超えるケースがあります。

クリエイティブ

職種	予定年収
GLOBAL CREATIVE LAB TOKYO　インハウスクリエイター リーダー候補	1,175万円～2,439万円
GLOBAL CREATIVE LAB TOKYO　インハウスクリエイター	720万円～1,494万円
UNIQLO ウィメンズ インナーデザイナー／パタンナー	399万円～740万円
ユニクロ ビジュアルマーチャンダイジング スタイリスト	628万円～848万円
ECサイト運営・管理	477万円～784万円

クリエイティブ職の中では、インハウスクリエイターの職種になると年収が1,000万円を超えるケースがあります。

コーポレート

職種	予定年収
サステナビリティ推進担当	672万円～1,720万円
人事改革リーダー候補	624万円～1,314万円
数値精度（在庫管理）担当	720万円～1,296万円
事業監査・ビジネスコンサルティング	672万円～1,512万円
【経営企画・事業企画】有明プロジェクト PMO候補	720万円～2,062万円
出店開発 戦略グループ担当	620万円～1,306万円
企業法務担当	1,000万円～2,100万円
情報セキュリティ（ガバナンス）	624万円～1,296万円
【コーポレートPR】コーポレートコミュニケーション担当	720万円〜1,494万円
【社長室】役員秘書	400万円～620万円

コーポレート職の中では、【経営企画・事業企画】有明プロジェクト PMO候補や企業法務担当といった職種が、年収2,000万円を超えるケースがあります。

ファーストリテイリングは、経験やスキルによって年収に大きな差が生まれると言えます。

ファーストリテイリングの最高年収｜役員の年収はいくら？

ファーストリテイリングの年収について調べていくと、「役員の年収はどのくらいだろうか？」や「最高年収だとどのくらいまで到達する？」など、さまざまな疑問が浮かぶでしょう。

有価証券報告書には役員の年収データが記載されています。

2023年8月期のデータによると、役員ごとの報酬等の総額は以下のようになっています。

区分	報酬等の総額
取締役（社外取締役を除く）	732百万円
社外取締役	87百万円
監査役（社外監査役を除く）	34百万円
社外監査役	42百万円

また、4名に関しては報酬データが公開されています。

氏名	連結報酬等の総額
柳井　正（代表取締役）	400百万円
岡崎　健（取締役）	331百万円
柳井　一海（取締役）	142百万円
柳井　康治（取締役）	102百万円

柳井 正氏は株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長です。*2024年6月時点

年間報酬は4億円と、ファーストリテイリングの最高年収である可能性が高いと言えます。

ファーストリテイリングの年収が高い理由

ファーストリテイリングは日本人の平均年収や競合他社と比べても、高い年収水準となります。

でもなぜここまで年収が高いのでしょうか？

その理由としては、主に以下が挙げられます。

売上収益が右肩上がり

ファーストリテイリングの売上高と店舗数は年々、右肩上がりで推移しています。
2023年8月期の連結売上収益は2兆7,665億円です。また、グループの中核事業であるユニクロ事業は、世界中に2,434店舗を出店し、売上収益は２兆3,275億円です。
ジーユー事業も、「ファッションと低価格」を強みとし、売上収益は2,952億円です。

このように世界中でお客様に愛されているブランドであるから、従業員の年収にも還元されていっていると考えられます。
（参照：ファーストリテイリング｜ファーストリテイリングについて）

新入社員の時点で手当が多い

さきほどは新卒の初任給について説明しましたが、ファーストリテイリングは初任給だけでなく、その他の手当も手厚いです。

• 昇格年2回（人事評価に応じて決定）
• 決算賞与（会社の業績に応じて支給の有無、金額を決定）
• 時間外勤務手当
• 通勤手当（当社規定による）

など

注目したのは「決算賞与」です。
上記でファーストリテイリングの売上について触れました。
つまり、会社の業績が上昇すれば、その分手当にも反映されると考えられます。

（参照：ファーストリテイリング｜新卒採用・募集要項）

ファーストリテイリングの給与・評価制度

給与・評価制度

完全実力主義

ファーストリテイリングは「完全実力主義」に基づく評価制度を導入しています。

• 個々人の能力に応じては
  フェアに評価する制度（目標管理制度・フィードバック）
• 抜擢等を通じては
  挑戦できるフィールド（配属・異動）

参照：ファーストリテイリング｜人事制度

目標管理制度（MBO）

目標管理制度（MBO）は自身の仕事の達成目標や実行プロセスを自分で立案し管理する制度です。

目標と達成度が明瞭になることで、評価は、個々人の成長を促すための教育であると考えられています。

参照：ファーストリテイリング｜人事制度

キャリア開発

• 社内公募制度（キャリアチャレンジプログラム）⇒半期に一度、各事業や各部署に自分で手をあげて応募できる制度
• 個別育成計画⇒従業員一人ひとりが自身の「キャリアゴール」を設定し、自分の能力開発計画を立て、上司とともに計画を実行していく制度
• 自己申告制度⇒半期に一度、自身のキャリアについて考え、希望する将来のキャリアイメージを会社に申告する制度
• 教育（研修）⇒集合研修や現場での実践を通じての育成

参照：ファーストリテイリング｜人事制度

福利厚生

ファーストリテイリングには、以下のような福利厚生があります。

• 各種社会保険を完備（健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険）
• 社員持株制度、社員割引制度、社宅制度
• 確定拠出年金制度「ファーストリテイリング型401K」（※国内ファーストリテイリンググループの従業員向け）

参照：ファーストリテイリング｜人材確保と育成

残業代・残業時間

ライトハウスに記載してあるファーストリテイリングの平均年収（正社員）および残業時間（月間）から、2.5ヶ月分の賞与、１日８時間２０日間勤務として、時間外手当を２５％増しとした１ヶ月分の残業代は以下の通りとなります。

平均年収	残業時間（月）	残業代（月）
約643万円	30時間	約88,000円

ファーストリテイリングの年収を他社と比較

dodaで同業他社の年収と比較すると、ファーストリテイリングがいかに平均年収の高い会社であることが分かります。

会社名	平均年収
ＫＰＰグループホールディングス株式会社	854万円
ＡＲＥホールディングス株式会社	805万円
カルビー株式会社	770万円

しかし、これらの企業はほんの一部と言えるでしょう。

平均年収は企業の正社員比率や売上によって変わるため、上記の年収は参考程度で考えてください。

ファーストリテイリングの年収に関する口コミ

ここではファーストリテイリングの年収に対する社員の口コミなどを見ていきましょう。

indeedやTwitterデータでは、主に以下のような声がありました。

それぞれの口コミをまとめました。

ファーストリテイリングの年収に関するよくある質問

最後にファーストリテイリングの年収に関するよくある質問を紹介します。

• ファーストリテイリングの手取りは？
• ファーストリテイリングのボーナスはどのくらい？
• ファーストリテイリングは年収の割にきつい？

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ファーストリテイリングの手取りは？

ファーストリテイリングの手取りデータは公開されていませんが、ツールを使うことで大まかな目安は把握できます。

ここでは、ファーストリテイリングの平均年収である1,148万円（想定月収80万円／ボーナス188万円／年齢47才）を、東京都の手取り額で計算します。

すると想定手取りは以下のようになります。

項目	年収	月収	ボーナス
額面収入	11,480,000円	800,000円	1,880,000円
手取り額	8,379,217円	577,877円	1,444,693円

ファーストリテイリングの平均年収から考える想定手取りは、840万円程度です。

上記は自分自身の月給とボーナスの額に基づく手取り計算ツールです。一方、結婚して配偶者を扶養している場合、課税所得の控除を受けることができ、結果として手取りが増える可能性があります。

具体的には、扶養している配偶者の年収が約103万円以下の場合は「配偶者控除」、配偶者の年収が約201万円以下の場合は「配偶者特別控除」という仕組みを利用して、所得税や住民税の支払額を少なくすることができます。

ファーストリテイリングのボーナスはどのくらい？

ファーストリテイリングのボーナス額は公表されていないうえに、業績によって毎年変わる可能性があります。

一般的に、ボーナスは月給の2ヶ月程度が多いですが、ファーストリテイリングは2ヶ月分が年に2回支給されるとの声もあります。

ファーストリテイリングは年収の割にきつい？

ファーストリテイリングが年収の割にきついかどうかは、勤務地の環境や個人の価値観によって異なるため、一概に言えません。

しかし、大手企業でコンプライアンスに遵守されているため、働きに合った報酬がもらえると考えるのが妥当でしょう。

ファーストリテイリングは年収の割にきついかどうかを判断するには、就職・転職活動を通して、実際に働く社員から直接聞くのがおすすめです。

ファーストリテイリングの平均年収は1,148万円

ファーストリテイリングのリアルな平均年収は1,148万円です。

この年収額は、ファーストリテイリングが属するメーカー（素材・化学・食品・化粧品・その他）業界と比べても高めの年収だと言えます。

有名企業なので、年収水準が高いのは当然でしょう。

会社の採用サイトや転職サイトのdodaを確認すると、中途採用でいきなり年収1,000万円を超えるケースも少なくありません。

当サイトでは、ファーストリテイリングの他にもさまざまな有名企業の年収データを調査して、公開しています。

気になる方は、別の記事もぜひ確認してみてください。